音大卒業後はニートになる…そんな話聞いたことがありませんか?
音大生って、卒業後どうするの?
ニートになるって本当?
それは誤解です!
でも、そのイメージがつくのにも理由があります。
音大卒の私に言わせてもらえば、そんなのは全くの誤解です!!
ですが…
そう言われてしまう理由も、残念ながら分かります。
この記事では、「音大卒業後はニート」と言われる理由と、実際の音大生の進路を徹底解説します。
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音大生の卒業後の進路
どの大学でも、音大生の卒業後の進路は概ね以下の通りです。
企業・団体 ・・・ 35%
進学・留学 ・・・ 30%
教員 ・・・ 10%
演奏関係 ・・・ 5%
音楽教室 ・・・ 5%
その他 ・・・ 15%
就職する人、就職しない人の割合が半々
グラフを見ると、就職(企業・団体、教員、演奏関係、音楽教室)が55%、就職しない(進学、その他)が45%となっています。
一般の大学と比べると、就職が約半数というのはかなり少ない数字ですよね。
音大生は就職が難しい、ということではありません。
そもそも、就職を選ぶ人が少ないのです。
卒業後進学する人が多い
進学する人が多いのも特徴の一つです。
プロの演奏家になるためには、大学4年間だけでは足りないということと、
「何も肩書がなくなる…」という不安から、進学しながらプロの演奏家を目指すという一面があります。
実際、私の大学時代に親しかった友人も、おおよそ3人に1人は進学していました。
その他とは?
15%もの割合を占めている「その他」とは、具体的に何なのでしょうか。
多くは、フリーランスとして音楽活動をする人のことを指します。
どこかに所属するわけではなく、個人で演奏の仕事を獲得し収入を得る…
もうお分かりかと思いますが、これはなかなかすぐに上手くいくことではありません。
『フリーランス』が『ニート』と勘違いされる
音楽家に限った話ではありませんが、いきなりフリーランスになって成功するのは至難の業です。
アルバイトと掛け持ちしながら演奏活動をしたり、
実家暮らしならアルバイトはせず、ひたすら技術の研鑽に励む、なんてことも。
この状態が、『ニート』(またはフリーター)思われてしまうわけです。
本当にニートになってしまう人も…?
しかし、一人きりでずっと技術の研鑽、というのも、相当な精神力が必要です。
なにも目標やメリハリがなければ、ついつい怠ってしまうものですよね。
そうこうしているうちに、本当にニートやフリーターになってしまう人も、何人も見てきました。
フリーランスで仕事を獲得するためには、演奏技術以外にも様々な要素が必要です。
仕事を獲得するひとつの手段としてオススメなのが、ココナラです。
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まとめ
音大卒業後はニートになる、そう言われている理由はお分かりいただけたでしょうか。
私の周囲には、社長の娘であるという友人が何人かおり、
そういった金銭に余裕のある家庭では、卒業後本当に何もしなくて良いと親に言われている、
またはすぐに結婚して家庭に入る…という人もいました。
中にはそういった人もいますが、みんながみんなそうではありません。
大事なのは本人の気持ちです。
就職したいと思って行動に移せば、必ず道は拓けます。
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