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音大生は就職できない…はウソ!音大生の進路とは

音大生の就活
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音大生は就職できないって本当?

音大に行ってどうするの?

現在音楽大学に通っている方も、これから音大を目指したい方も、卒業後の進路は気になるところですよね。

私自身も、音楽大学を卒業して、新卒で一般の企業へ就職しました。

なので、音大生は就職できないということは、決してありません!

では、なぜ就職できないと言われているのでしょうか。

この記事では、音大生の卒業後の進路と、就職できないと言われている理由を解説します!

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音大生進路ランキング

1位 企業・団体(就職)

2位 進学・留学

3位 教員

4位 演奏関係・音楽教室

5位 その他

※複数の大学の卒業後進路データを元に、平均値をとり集計しています。

1位 就職

他の大学と同様、就職する卒業生も多くいます。こちらも進学と同様、3人に1人が就職という結果が出ています。

音大に入ったら就職できない、就職に不利ということはありません。

このことについてはこちらの記事でも詳しく書いておりますので、参考にしてください。

ただ、一般の大学とは違う音大の環境は、あまり就活に適しているとも言えません。

音大生が就職を目指すには、相応の努力が必要です。

2位 進学・留学

およそ35%、3人に1人が進学という結果が出ました。

進学先は音楽大学の大学院や、海外の大学(留学)という人も。

音楽家を志す人にとって、大学の4年間の学びだけでは足りないということ、また進学しつつ演奏活動をして、大学院を卒業した後の活動基盤をつくるという一面もあるようです。

とは言え、「肩書きが無くなるのが不安」「親が進学していいって言ったから」というような、【なんとなく進学】してしまうのは非常に危険!!

大学院まで行くと、更に就職が難しくなるという一面があります。

そのことを踏まえて進路をよく考えましょう。

3位 教員

音楽大学で数少ない取得可能な資格ということで、教員免許を取得する人も多くいます。

とはいえ、卒業後すぐに正規の音楽科教員になるのは狭き門です。

臨時採用等を経て正規採用となる方も多いでしょう。

4位 演奏関係・音楽教室

演奏関係が3位と言えど、プロのオーケストラ団員や、劇団員等になる方はほんの一握りです。

音楽教室への就職が決まった人も、生徒がいなければレッスンもないため、フリーランスの生活と大きくは変わりません。

ピアノは教室としての需要も高いため生徒も集まりやすい傾向ですが、楽器によっては生徒がなかなか集まらないこともあるでしょう。

本格的に収入に繋げるなら、楽器店や個人教室だけでなく、オンラインレッスンも開講するのがおすすめです。

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5位 その他

その他とは一体何なのか…

その多くは、フリーランスの音楽家です。

フリーランス音楽家とは、企業や団体に所属せずに自ら演奏の仕事をとり活動する音楽家のことです。

先生や先輩、友人などの人脈を活かしながら、演奏の仕事を獲得し、収入を得ることを目指しています。

それって、どれくらい稼げるの?

フリーランスの収入、気になるところですよね。

これは本当に人によって様々で、中には一般的なサラリーマンより稼ぎの多いという人もいます。

ただ、少なくとも初めのうちはアルバイトと並行しなければ生活できない人がほとんどでしょう。

音大生が就職できないと言われているワケ

ご覧いただいたように、音大生も卒業後の進路は就職が上位を占めています

では、なぜ「就職できない」というイメージが定着しているのでしょうか?

それは、就職しない」という選択をとる卒業生が一定数いるためではないでしょうか。

「就職しない」とはどういうことかと言うと、前述のとおり「フリーランスになる」ということとほぼ同義です。

進路の中に含まれている、「音楽家」という項目も、ほとんどの人がフリーランスだと思って良いでしょう。

アルバイトをしながら音楽活動をしていても、他人から見ればフリーターと変わらないかもしれません。

これが、「音大=就職できない」というイメージを作っているのはないかと思います。

まとめ

音大生でも卒業後の進路は就職が多くを占めています。

ただ、一般の大学よりも「就職しない」という人の割合が多くなっています。

就職しないという選択は、なかなか厳しい道のりです。

私は安定した収入を求めて就職の道を選びましたが、音楽家として輝いている友人を見ると、羨ましくもなります。

繰り返しになりますが、音大だからと言って就職できないということはありません。

私は一般企業への就職を選びましたが、音大へ行ったからこそ、今副業として音楽活動を行うことができていますし、

音楽は自分の人生を豊かにする生涯学習として、今後も続けていきます。その礎を築けたのは、音大に行ったからこそだと思います。

大学に入学する時点で、卒業後の進路をイメージできている人は少ないでしょう。

きっとプロの音楽家になりたくて音大を目指す人が多いと思いますが、

音大を選んだからと言って「就職」という選択肢がなくなるわけではない、ということを忘れないでくださいね。

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