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【丸パクリOK】自己PRに使える!音大生の7つの【強み】

音大生の就活
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音大生が就活でPRできる強みは?

今まで音楽しかやってこなかったから、就活で何をPRしたらいいんだろう?

音大生が就活でPRすべき【強み】には、継続力と根性、コミュニケーション力、勉強熱心さなどがあります。

これらは、今まで音楽を続けてきたからこそ培われたものです。上手にアピールすれば、就職活動においても大きなアドバンテージとなることでしょう。

本記事では、音大生の強みを具体的に紹介し、どのようにアピールするかについて探っていきます。

この記事を書いたひと

moneko

某私立音大管楽器専攻卒業。

音楽系出版社勤務。同時に演奏活動、後進の指導を行う。

ブログ運営に力を注ぐ2児の母。


「音大生は就職に不利」という勘違い

音大卒で就活をした私の経験でお話しすると、音大生だからという理由で落とす企業は、ほぼありません。

ただ、音大という環境での就職活動は、ある意味不利と言えます。

その理由は、以下の通りです。

音大生が就職に不利な理由
  • 周囲との温度差
  • 「音楽を諦めた」と思われ、学校の居心地が悪くなる
  • 4年生になっても抜けられない授業が多く、時間の融通がききにくい
  • 大学のサポート量の違い
  • 頼れる先輩が少ない

これにつきましては、こちらの記事で詳しく書いてますのでご覧ください。

しかし不利だからと言って、悲観する必要はありません。

逆に、音大生という肩書きは珍しく、面接官の印象に残りやすいというメリットもあります。

次の章でご紹介する強みをアピールして、更に良い印象を与えましょう!

強み1:継続力・根性がある

音楽を10年続けてきた…それだけでとてもすごいことです。

え?それだけ?

音楽しかやってこなかったけど…

そう思うかもしれませんが、あなたがここまで来るまでには、練習が辛くなったり、先生に叱られたり、時にはやめたくなったり、壁にぶつかったりと、様々な苦難を乗り越えてきたはずです。

音大生としては当たり前のことなので、意外と見落としがちですが、新卒採用の3年以内の離職率が30%以上となっている今、根性があり長く仕事を続ける可能性を秘めていることは、大きなアピールポイントになります。

新卒採用には、企業側は大変な費用をかけています。広告費や人件費など、1人入社してもらうためにかかる費用は100万円を超えるなんてことも…。

そんな費用と時間を費やしてやっと採用した新入社員が、1年で辞めてしまっては、企業にとっても大きな痛手となるわけです。

壁を乗り越えた経験などを、具体的なエピソードにして、継続力や根性があることをPRしましよう!

強み2:真面目で勉強熱心

あなたは初めて見る楽譜を渡されたとき、どのようにしますか?

作曲者は誰?年代は?何調だろう?何拍子?楽譜の構成は?テンポはどれくらい?どんな想いが込められた曲?

このように、たくさんの情報を拾おうとしますよね。

演奏を始める前に曲について自分で調べ、勉強し、何度も音源を聴く。

音大生であれば、当たり前にやってきたことですよね。

しかし、これほどまでに自ら主体的に学びに取り組む学生が、世の中にどれほどいるでしょうか。

学びを日常的に繰り返してきた経験は、音楽とは全く別の仕事をする上でも、きっと役に立つはずです。

主体的に学びに取り組む姿勢は、必ず評価されます。是非PRしてください!

強み3:コミュニケーション力

音楽をずっと1人でやってきましたか?

誰かとアンサンブルしたり、オーケストラや吹奏楽に入ったこともあるかと思います。

その中で、他者と協力し、話し合いながらひとつのものを完成させる、ということを、自然と行ってきたはずです。

音楽の中では更に、相手の呼吸に合わせたり、雰囲気を読み取ったり、アイコンタクトをとったりと、繊細なコミュニケーションをとりますよね。

コミュニケーションを必要としない仕事はありません。

お客様の気持ちを感じ取ることや、上司の意図を汲み取ること。チームで目標に向かっていくことなど、どんな仕事においても良好なコミュニケーションのとれる社員は重宝されます。

これもアピールしない手はありません!

音楽を続ける中で自然と培われたコミュニケーション力。どこへ行っても活かせるスキルです!

強み4:人の意見を受け入れる素直さ

上司から好かれる部下は、どんな部下だと思いますか?

ひとつは、素直であることです。

せっかく色々教えてたあげたのに、全然受け入れない上に、ふてくされてしまった…こんな部下とは仕事をしたいと思いません。

素直に人の意見を聞き入れ、改善すること。日々先生からレッスンを受けてきた音大生には、ごく当たり前のことですよね。

音楽も仕事も、教えられたことをそのままやってみることは、上達への近道です。

人のアドバイスを素直に受け止め、自分のものにできること。たったそれだけのことですが、出来ない人が多いものです。

強み5:人前で堂々とできる度胸

幾度となく人前で演奏してきましたよね。自分なりの緊張との付き合い方があるのではないでしょうか?

ステージマナーや立ち振る舞いも、一朝一夕で身につくものではありません。

そして、会社員も人前に出ることが意外と多いものです。

スピーチやプレゼン発表などのとき、数々の演奏会に出演してきた経験は、必ず活きてくるでしょう。

人前での堂々とした立ち振る舞いは、何度もステージを経験した音大生ならではの強み!

強み6:企画力

自分たちで演奏会を企画して開催したことがありますか?

地域のイベントや老人ホームへ演奏に行ったことは?

そういったことがあるのなら、それもぜひPRポイントにしましょう!

企画して、場所を探し、内容を決めて、集客して、精算して…という一連の流れを経験したことは、就職後も役に立つこと間違いなしです!

ひとつのイベントを自分たちで作り上げた経験は貴重!応募した企業ではどう活かせるのか、という視点でPRしてみましょう。

強み7:マナーや礼儀

日々のレッスンでの先生とのやりとりや、演奏会を行う際のスタッフの方やお客様との関わり。

その中で、目上の方やお客様とのやり取りの仕方、メールの送り方、お礼の仕方なども身についたのではないでしょうか。

私の卒業した国立音楽大学は、先輩や先生とのメールのやりとりなども、非常に厳しくルールが決められてました。

当時は面倒くさい…と思っていましたが、そこで学んだ言葉遣いや基本的なメールの送り方は、社会人になってから役に立ったと思っています。

例えば、「了解です」という言葉は目上の人には使わない、など…社会人になっても知らずに使っている人は意外と多いものです。

そういったところを学生の内から身につけていると、入社後も同期と差をつけることができます!

学生のときから、目上の方や社会人の方と接する機会を多く持ってきました。身についているマナーや礼儀に自信を持ちましょう!

就活の闘い方のヒント

音大生だからこそ【差別化】できる!

就活生全体の中で、音大生の占める割合は1%にも満ちません。

音大生であるというだけで、他の学生よりも印象に残りやすいというメリットがあります。

学生時代に力を入れたこと、いわゆる『ガクチカ』も、たくさんエピソードにできることがあるのでは?

他の大学生はボランティア活動やアルバイトの経験を話すような場面でも、

音大生なら大学での経験をそのまま話すことができます。

今までの音楽人生の中で経験した失敗や挫折、それを乗り越えた経験を話すと良いでしょう。

音大生に向いている職業は?

今まで音楽しかやってこなかったから、どんな仕事が向いているのかわからない…

『音楽しかやってこなかった』『音楽以外わからない』これは就職を目指す音大生が陥りやすい思考です。

でも、大学で学んだことがそのまま仕事に直結することの方が少ないのではないでしょうか?

法学部の人も全員弁護士になるわけではありません。

新卒採用においては、全員が同じスタートラインに立っています。

「新卒」というブランドを手に、新しいことにチャレンジできるチャンスを逃すのはとてももったいないことです。

音楽を通して培ってきた能力を活かせる職業はたくさんあります。

営業・販売職

コミュニケーション力に長けている音大生は、営業や販売職に向いていると言えるでしょう。

かくいう私も営業の仕事をしています!

営業マンは体育会系なイメージがあるかもしれませんが、

お客様の要望やお困りごとを聞き、気持ちに寄り添い、信頼関係を築くことが求められる仕事です。

人前で堂々と臆せずにいられることや、継続力・根性があることもプラスに働くでしょう。

企画職

任されて実力を発揮するタイプの人には、企画職が向いています。

ピアノのように1人で完結する楽器や、オーケストラや吹奏楽でソロを任されると一層やる気になる、ということありませんか?

全体を見通し、チームの上に立って仕事をしていくことで力を発揮するでしょう。

エンジニア・Webデザイナー・IT関連

1人でコツコツと練習することに慣れている音大生は、エンジニアやWebデザイナーなどIT関連の仕事にも向いています。

覚えることも多い仕事ですが、長年音楽に打ち込んできた勉強熱心さと、根性・継続力でぐんぐん成長していけるでしょう。

そして意外かもしれませんが、エンジニアはコミュニケーション力が重視されます。

お客様の要望を聞き取る力や、チームで仕事をするときに業務を円滑に進めるため、人柄がよくコミュニケーション力に長けた人材は重宝されるのです。

人材不足と言われ、将来的にも活躍が期待できる分野です。

是非視野に入れてみてはいかがでしょうか。

アパレル・ブライダル

華やかな世界に生きてきて、豊かな感性を持つ音大生には、アパレル関連やブライダルの仕事も向いています。

コミュニケーション力が大切なのはもちろん、自然と身についているマナーや立ち振る舞いも評価されることでしょう。

アパレルやブライダル業界には、実際に入っている卒業生も多いようです。

何から始めたらいいか迷っている方へ

就活を有利に進めるために今日からできること

音大生が就活でも十分強みを発揮できることをお話ししてきました。

しかし、それだけで内定がとれるわけではありません。

しっかりと準備を進めて就活に臨みましょう!

自分の経験を見つめ直す

『ガクチカ』を始め、自分の経験や強み、弱みを話す機会は何度も出てきます。

話に説得力を持たせるために、自分の経験、エピソードを入れることは必須です。

上記に挙げた7つの『強み』を参考に、自分の経験を見つめ直してみましょう。

情報収集

音大生は周囲があまり就活モードにならない分、情報に疎くなりやすい傾向があります。

大学生活も忙しい中ではありますが、リクナビやマイナビなどの就活サイトには複数登録し、興味のある企業の選考情報は見逃さないようにしましょう。

企業によって選考のタイミングはさまざま。

行きたい企業の説明会がもう終わっていた…となっては、もったいないです。

また、大学の求人情報なども逐一チェックしましょう。

大学に来ている求人は、当然【音大生ウェルカム】な企業です。

就活サイトに載らないようなお宝求人に出会えるかもしれません。

新聞を読む

就活をする上で大切なのにも関わらず、案外見落とされがちなのが、世の中の動きを知ることです。

面接の中でよく聞かれる質問の一つに、こんなものがあります。

「あなたは入社後、当社でどんな仕事をしたいですか?」

この質問の返答で大事なポイントは、社会の情勢を踏まえた上で会社の未来を見据え、どのようなビジョンを描けるかです。

どんな会社でも、変化に対応できなければ潰れてしまいます。

新卒採用では、10年・20年先の会社の未来を担っていける人物を探しているのです。

では何をしたら良いかというと、新聞を読むこと。新聞の中でも、経済情報に特化した日経新聞が良いでしょう。

とはいえ、忙しくて荷物も多い音大生が、毎日日経新聞を片手に通学するのは億劫ですよね。

そこでおすすめなのが、オーディオブックです。

オーディオブックには『聴く日経』があり、毎日最新の経済情報をインプットできます。

スマホからイヤホンで聴けるので、荷物も増えず、電車の中で新聞を広げる必要もありません。

更に、通常日経新聞を購読すると朝刊のみでも月に4,800円かかりますが、オーディオブックなら月額767円で聴くことが可能です(年間プランなら3ヶ月分お得になります)!

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「音大出たのになんで就職?」と聞かれたら

私の経験談ですが、前提としてこんないじわるな質問をしてくる面接官はそう多くありません。笑

ですが、万が一訊かれたときのために回答を用意しておきましょう。

一例を載せますので、自由にアレンジしてお使いください。

私にとって音楽は、一生かけて人生を彩る生涯学習だと考えております。
大学でしっかりと技術を身につけましたので、仕事で音楽を選ばずとも続けていくことができます。
卒業後は自立し両親を安心させたいと考えておりますので、就職を選びました。
御社では音大で培ったコミュニケーション力や度胸を活かせるのではと考え、志望致しました。

ここで大切なのは、「音楽で食べていくのが難しそうだから仕方なく就職する」という感じを見せないこと。

仕方なく就職する人を雇いたいと思う企業はありません。

『面接を受けている会社が第一志望だ』という気持ちを持って臨みましょう。

就職しても音楽の経験は無駄にはならない

音大生の7つの強みをご紹介しました。

「音楽しかやってこなかった」と思っても、その中で培われた能力があることに気づいていただけたでしょうか?

そして私は就職してから、音楽をやってきたこと自体も役にたったことが何度もありました。

例えば、会社の懇親会で演奏を披露したり。

クラシック好きのお客様と盛り上がったり。

サックスを習い始めた上司と仲良くなったり…。

そして、就職しても演奏活動を続けています。

よく勘違いされますが、『就職=音楽を辞める』ではありません。

辞めるかどうかは自分次第です。

音楽は一生続けられる生涯学習として、今までもこれからも続けていくつもりです!

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