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音大卒業後…フリーランス音楽家の年収は?

フリーランス
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音大卒業後、フリーランスの音楽家になる…そんなときに気になるのは、やはり年収ですよね。

フリーランスの音楽家って、稼げるの?

年収はどれくらい?

この記事では、気になる音楽家の収入事情を解説します!

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音大卒業後にフリーランスになる人が多い

音大生の進路グラフ

音大生の卒業後の進路は、進学が約3割、就職が約3割と、およそどの大学でも進学と就職が並んでトップとなっています。

演奏関係は5%となっていますが、注目べきは「その他」が多いところ。

実はこの「その他」の内訳のほとんどが、フリーランスの音楽家なのです。

さらには、「演奏関係」や「音楽教室」と進路を回答しているものの、実態はほぼフリーランス…ということもあります。

それを踏まえると、25%もの卒業生がフリーランスとしての活動をしているということになります。

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フリーランスの音楽家の年収は?

フリーランスとして活動している音楽家の年収は、元になるデータの入手が難しいため、統計を出すことは不可能です。

ここでは、筆者の周りにいる何人かの事例を紹介します。

事例①

Aさん(31歳女性・オーボエ)

収入金額
演奏会出演料¥30,000
レッスン料¥9,000
リード販売¥6,000
アルバイト¥120,000
合計(月収)¥165,000

Aさんはこの月1つの演奏会に出演、謝礼は共演者と折半し3万円でした。

個人レッスンを行っている生徒が1人おり、2回のレッスンで9,000円受け取っています。

また、生徒へのリード販売でも収入を得ています。これはオーボエ奏者ならではですね。

この月は演奏会がありましたが、ない月もあり、逆にもっと多い月もあると言います。

ただ、演奏会が増えればその分練習時間が必要になり、アルバイトに入る時間が減ります。

収入の面だけで言えば、アルバイトの方が割は良いかもしれません。

事例②

Bさん(45歳女性・ピアノ)

収入金額
レッスン料¥125,000
演奏会出演料¥12,000
合計(月収)¥13,7000

Bさんは自宅でピアノ教室を開いており、十数名生徒がいると言います。

また、近所の高齢者施設で週に1度の歌の伴奏の仕事があり、およそ毎月安定してこのくらいの金額が入るそうです。

ピアノ専攻であれば、講師としての需要は多いようですね。

Bさんは結婚して子どももおり、主婦をしながら自宅でこの収入が得られるなら十分とのことです。

事例③

Cさん(34歳女性・打楽器)

収入金額
レッスン料¥53,000
演奏会出演料¥50,000
編曲料¥10,000
合計(月収)¥11,3000

Cさんは打楽器が専門で、自宅レッスンには7人の生徒がいるそうです。

様々な演奏団体とのコネクションがあり、演奏会の出演は比較的多め。

この月は1回のみでしたが、多い月には20万ほどの演奏収入になることも。

Cさんは現在子育て中で、演奏会の出演はややセーブして活動していると言います。

出産前はもっと精力的に活動しており、月の収入はアルバイトなしで20万越えが普通だったとか。

このくらいであれば、フリーランスの演奏家としては大成功と言えるでしょう。

月収ベースでご紹介しましたが、この3名の年収は以下の通りです。

フリーランス3名の年収事例

Aさん216万
Bさん164万
Cさん144万

単純に金額だけで比較するなら、兼業でアルバイトをしているAさんの年収が一番高い結果となりました。

しかし、アルバイトなしで年収140万円以上稼いでいるBさん、Cさんの方が、音楽家としては成功していると言えるでしょう。

とはいえ、音楽活動をしながらアルバイトをするのは、ストレスも多いもの。

スケジュールも不規則になりがちな上、練習時間の確保も必要ですよね。

私は「週1複業」に登録して、夜間や隙間時間に事務の仕事をしていました。

時給ではなく月給換算なので、1ヶ月の中で副業の時間を確保すれば大丈夫です。

ポイントサイトなどとは違い高単価なので、しっかりとした収入になりおすすめです。

音楽家の年収の幅は非常に広い

音楽家に限らず、フリーランスの仕事は軌道に乗るまでが大変です。

また、人によっても年収は実にさまざま。

同じ人でも、月によって、年によって収入が大きく変わることも珍しくありません。

演奏の収入がほとんど入らず、アルバイトしなければ生活できないという人も多くいます。

事例③でご紹介したCさんも、今となってはフリーランスとして成功していますが、
大学卒業後の数年はアルバイトなしでは生活できなかったそうです。

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収入が少ないことに耐え切れず就職する人も

アルバイトと並行して演奏活動をしていると、両立の大変さと、なかなか収入が増えないストレスに耐え切れず、就職の道を選ぶ人もいます。

大学を卒業して数年たてば、就職した友だちは社会人として成長していきます。

そういった姿を見ると、「自分はこのままでいいのか…」と不安になることもあるでしょう。

そこで諦めずに努力を続けるのは素晴らしいことです。

しかし、就職の道を選ぶことが悪いことではありません。

会社員になったからと言って、音楽を続けられないということはないからです。

音楽は生涯続けられる生きがいとして、あなたの人生を彩ってくれるはずです。

フリーランス音楽家にオススメの副業7選

フリーランスとして成功している人がやっていること

フリーランスの音楽家、演奏家として成功している人は、共通して行っていることがあります。

それは、仕事が入る間口を広げることです。

何もしなくて仕事が入るはずがありません。

人脈を広げる、ホームページやSNSで発信をするなど、仕事の入るルートの確保が必要です。

そんなこと言われても、すぐにはできない…と思うかもしれません。

まずは、ココナラに登録しましょう。

無料で登録できるスキルのフリマサービスで、すぐに使い始めることができます。

レッスンをすることを売り出せば、生徒が集まるかもしれません。

できることから始めるのが、成功への第一歩です。

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まとめ

フリーランス音楽家の年収は幅が広く、人によって様々です。

大切なことは、自分が目指すところはどこなのか?ということです。

ただ収入が欲しいだけであれば、レッスンの生徒の数を増やすことが1番手っ取り早く、安定した収入を得ることができます。

しかし、演奏する仕事が欲しいのであれば、教える仕事ばかりになると、精神的にきつくなってくるでしょう。

一口に「音楽で生計を立てる」と言っても、色々な道があります。

自分が目指すところはどこなのか、ゴールをしっかり見定めて、正しい努力をしてしていきましょう。

キューモニター

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