スポンサーリンク

音楽に関わる仕事をしたい!職種と就き方まとめ

音大生の就活
スポンサーリンク
スポンサーリンク

大好きな音楽と関わる仕事をしたい!

実はたくさんの種類がある音楽の仕事。

音楽系の仕事の職種と就き方をご紹介します!

大好きな音楽に関わる仕事がしたいという方も多いのではないでしょうか。

一口に音楽系の仕事と言っても、その内容はさまざま。

この記事では音楽系の仕事の職種と就き方をご紹介します。進路や就職・転職先選びの参考にご覧ください!

\ 音楽系の資格や職業が探せる! /

音楽家として働く!

演奏家

ピアニストやギタリスト、管楽器や弦楽器といったクラシックの楽器奏者など、楽器の数だけプロの演奏家が存在します。

演奏家になるためには、音楽大学や専門学校で技術や知識を身につけるのが王道な道です。

学歴がなくとも音楽家を名乗ることはできますが、必要な知識や技術を磨くためにも専門的に学べる学校へ通うと良いでしょう。

また、学校へ通えば演奏家としての仕事を獲得するために大切な人脈を築くこともできます。

作曲家・編曲家

新しい音楽を生み出す作曲家。

歌手が歌う曲、ドラマや映画の曲、ゲーム音楽、クラシックや吹奏楽などジャンルもさまざま。

作曲コースや音楽クリエイターコースなど、目指す方向に合った学校選びが大切です。

音楽プロデューサー

歌手やタレントの発掘、作曲家の選定などを総合的に担当する仕事。

音楽スタジオや芸能プロダクションで仕事をするケースが多くあります。

楽曲をどのように世に売り出すか?考えるとワクワクしてくる方に向いている仕事です!

音楽療法士

音楽の持つ力と人の関わりによって、医療・福祉・教育等の場に支援をする仕事です。

音楽療法士は民間資格で、認定する団体は2つあります。

日本音楽療法学会認定の大学で学んだ場合は、カリキュラム終了後に受験資格が与えられ、面接を受けることで音楽療法士の資格を得られます。

全国音楽療法士養成協議会認定の大学で学んだ場合は、卒業と同時に資格を得られます。

それぞれどの学校で学べるかは、各団体のホームページをご覧ください。

参考:一般社団法人日本音楽療法学会 全国音楽療法士養成協議会

\ 音楽系の資格や職業が探せる! /

音楽を教える仕事

学校の音楽教師

中学校・高校の音楽の先生になるには、音楽大学で教職課程を履修する必要があります。

音楽家として活動しつつ、非常勤講師などで学校に務める人もいますね!

また、中学校の音楽科免許を持っていれば、小学校の音楽専科として働くことも可能です。

小学校で担任を持つには、提携している別の大学や通信教育で別途免許を取得する必要があります。

教員免許は大学・短期大学で必要単位を修得すれば取得可能で、その後教員採用試験を受験します。

全国的に教員の数は足りていないとはいえ、基本は学校に1名しかいない音楽の教員は募集が少ないことも。

臨時採用職員として経験を積みながら合格を目指す方も多くいます。

参考:教員免許制度の概要ー文部科学省

音楽教室の講師

子どもの習い事や大人の趣味としても人気の高い音楽教室。そこで講師として働くという選択肢もあります。

講師の中には演奏活動と並行しながら活躍する方も。

音楽教室で講師をするためにはまず、自分自身の演奏技術を磨く必要があります。

音楽大学や専門学校で技術と知識を身につけることが近道です。

リトミックの先生

リトミックは幼児の習い事として、長年変わらず人気があります。

リトミック講師として音楽教室へ就職するほか、自宅でレッスンを開講することもできます。

リトミック指導に資格は必要ありませんが、学んだことが証明にできれば就職に有利になるでしょう。

音楽家をサポートする仕事

楽器クラフトマン

楽器を製作する仕事、楽器クラフトマン。

製作技術やその楽器の知識のみならず、音感が重要になってきます。

専門学校で基礎を学び、研鑽を積みましょう!

ピアノ調律技能士

ピアノの調律をする仕事で、国家資格である「ピアノ調律技能士」を取得する必要があります。

一般社団法人日本ピアノ調律師協会が主催するピアノ調律師技能検定に合格すると、「ピアノ調律技能士」を名乗ることができます。

学校に通い技術を学びながら資格の取得を目指す場合がほとんどです。

参考:一般社団法人日本ピアノ調律師協会

管楽器リペア技術師

管楽器の修理をする仕事です。

ピアノとは違い管楽器のリペアに資格は必要ありませんが、技術職のため専門学校で学ぶことが近道です。

技術を磨けば有名演奏家から信頼を寄せられる存在になれるかもしれませんね!

コンサート・イベント関連

舞台機構調整技能士

舞台機構調整技能士は、劇場やコンサート会場、ライブハウスなどで音響などの調整を行う国家資格です。

学科試験と実技試験があるため、受験者の多くは大学や専門学校で学びます。

受験に実務経験の年数も必要なので、学校を卒業した後に就職し、経験を積んでから受験する方がほとんどです。

参考:中央職業能力開発協会 舞台機構調整協議研究会

コンサートステージスタッフ

ステージの道具の管理やセッティング、演出の仕掛けなどを担当する仕事。

コンサートや舞台を裏側から支えます。

有名アーティストのステージを支えることもできるかも?!

イベントプランナー

イベントプランナーの仕事は音楽のみに留まりません。

企業の新製品発表会や展示会、ファッションやスポーツのイベント、観光地のPRなども手掛けます。

イベントプランナーになるには、イベント会社への就職を目指すのが一番です。

4年生大学卒業の学歴を求められることが多いので、まずは興味のある分野で大学進学を目指しましょう。

ステージエンジニア

音響や照明、映像などの機器を操作しステージを魅力的に演出する仕事。

機器の操作だけでなく、出演者やディレクターの意図を汲み、イメージ通りの演出を実現する能力が必要です。

大学や専門学校で電気や映像、音響、照明の分野を学びましょう。

PA・音響の仕事

レコーディングエンジニア

ボーカルや楽器の音を録音する、CD制作の音の演出家。

録音終了後の音の調整も担当し、専門技術が求められます。

PAエンジニア

イベント会場の音の担当。客席の真ん中で音響機材を操ります。

イベントの規模や内容によって適切な音響が異なるため、微妙な音の調整や臨機応変に対応するミキシング能力が求められます。

ミキサー

楽器の音やアーティストの声をミックスするエンジニア。

音響機器を操作する技術や知識だけでなく、感性や理解力も重要です。

サウンドプログラマー

デジタルサウンドをつくり、演奏データをコンピュータに打ち込むのが仕事。

コンピュータで音楽を作ることが主流になっている現在、需要の増えいている仕事です。

マニピュレーター

シンセサイザーやデジタルサンプラーを駆使してコンピュータに音を打ち込んでいく仕事。

音楽の素養が不可欠なので、ミュージシャンやアレンジャーが兼ねることもあります。

資格が必要な職業はこちらの記事にまとめていますので、あわせてご覧ください。

音楽系企業で働く

音楽を扱う企業も様々な種類があります。

音楽系の企業で働きたい場合は、他の企業と同じように就職活動をして入社を目指しましょう。

必ずしも音大や専門学校で学ぶ必要があるわけではありません。

ただ入社条件に学歴が必要な場合が多いので、進学はした方が良いでしょう。

楽器店

楽器や楽譜、その他備品などを販売に関わる仕事。

専門的な楽器の知識を持っていれば、その楽器の担当を任されることもあります。

楽器・音響メーカー

楽器や音響機器の製造・販売を行う企業。

楽器や機器の扱う知識や技術も求められます。

レコード会社

音楽作品の録音・録画の制作から流通、販売まで手がける企業。

ディレクターやレコーディングエンジニアとして働く場合や、営業や総務、広報といった仕事もあります。

音楽配信会社

インターネットやスマートフォンを通じて音楽配信サービスを行う企業。

U-NEXTやmusic.jpを手がける株式会社エムティーアイなどがこれに当たります。

音楽系出版社

楽譜や音楽雑誌を発行する出版社。

インタビューやライティング、採譜などを行う場合もあります。

音楽ホール運営会社

音楽ホールの管理や運営を行います。

主催者との打ち合わせを行ったり、ときには企画から携わることも!

著作権管理会社

音楽の著作権はJASRACが管理しています。

著作権は煩雑な権利のため、しっかりと知識を身につけることが重要です。

まとめ

音楽に関係する仕事をご紹介しました。

一口に『音楽に関わる仕事』と言っても、実にさまざまな関わり方があることがご理解いただけたかと思います。

ひとつ注意していただきたいのは、就職の場合は企業が音楽関係だとしても仕事内容が音楽に関わるとは限らないこと。

音楽関係といえど一般企業なので、総務などのポジションになると音楽と関わっている実感が持てない可能性もあります。

自分のやりたいことが何なのかよく考えた上で、進路や企業選びを行ってくださいね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました